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三叉神経性頭痛と血管性頭痛のお話

三叉神経性頭痛と血管性頭痛のお話

三叉神経性頭痛と血管性頭痛はどう違うの?

 と聞かれることがあります。

三叉神経性頭痛と血管性頭痛(セロトニン性偏頭痛・エストロゲン性の偏頭痛)の

お話をします。

<三叉神経性の偏頭痛と血管性の偏頭痛>

当院では

偏頭痛の説明に

セロトニン性の偏頭痛

エストロゲン性の偏頭痛

という表現を使う事が多いんですが

 

「偏頭痛の原因は三叉神経でしょ!」

と言われる患者様もいらっしゃいます。

実はこれも正しいと思います。

 

なるべくわかりやすく説明していきますね。

 

<偏頭痛が起こる流れ>

1.ストレスがかかる

  ↓

2.安定させるためにセロトニンが出て血管を収縮させる

  ↓

3.セロトニンが消えて血管が急激に拡張する

という流れが

偏頭痛を引き起こします。

 

1.2.3.に続いて

3.セロトニンが消えて血管が急激に拡張する

  ↓

4.血管の急激な拡張が周りの三叉神経を刺激する

  ↓

5.さらに血管の壁に炎症や浮腫が発生して

  ↓

6.ズキンズキンと脈打つような拍動性の頭痛になる

と考えられています。

 

三叉神経性の頭痛と呼ばれることもあるのは

この部分から来ています。

 

偏頭痛のメカニズムは

血管説と

血管説では説明しにくかった部分が説明できる

三叉神経血管説

の2つがあるという事です。

 

当院で偏頭痛の説明によく使う

セロトニン性の偏頭痛

エストロゲン性の偏頭痛

というこの2つは

分類するならば

血管説になります。

 

しかし

上の16の流れでいうと

名前はどちらでも問題ありませんよね。

 

実は当院では

自律神経と偏頭痛の話をするときには

三叉神経血管説の流れで説明することもあるんです。

 

<三叉神経血管説の流れ>

1.何らかの刺激で、頭の中の血管にある三叉神経が刺激される

  ↓

2.その結果として血管が拡張する

  ↓

3.急激に拡張した血管で炎症が起こる

  ↓

4.三叉神経の興奮が脳幹に伝わる

  ↓

5.悪心・吐き気などの脳幹の反応や自律神経の反応を引き起こす

といった流れです

 

偏頭痛もちの方は

脳が興奮しやすくなっていることが

偏頭痛を引き起こしている。

という話ですね。

 

<当院が血管説の流れで偏頭痛を説明している理由>

これは本当にシンプルです。

 

偏頭痛でお悩みの女性の方に

エストロゲン性の偏頭痛をお持ちの方が多いからです。

 

例えば

月経の2日前から開始後3日の6日間に頭痛が多いであるとか

出産後に頭痛が出るなど

「偏頭痛の女性は妊娠しやすい」と言われているのはこちらのタイプです。

また

そのメカニズムから

エストロゲン型の偏頭痛は予防薬が効きにくいと言われていますし。

 

テレビ広告などで知られている

偏頭痛治療薬のトリプタン製剤は

セロトニンを受け取る受容体に働きかける薬です。

 

この様な現実があるので

当院では

患者様にわかりやすく説明するために

偏頭痛を

セロトニン性の偏頭痛

エストロゲン性の偏頭痛

と説明する事の方が多くなっています。

 

三叉神経性の偏頭痛と説明することももちろんあります。

 

当院では患者様にわかりやすい説明を大切にしています。

もしわからないことがあれば遠慮なくお聞きください。

 

それでは

ぜひ一度ご相談ください。

 

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