パニック障害は9倍に急増!
【パニック障害は9倍に急増!】
厚生労働省の調べでは
パニック障害の診断を受ける人の数は
この15年の間(1999年から2014年)に
9倍に急増しています。
【パニック障害とは】
パニック障害とは
呼吸困難
動悸
震え
大量の汗
などが
突然襲ってくる病気です。
【芸能人にも多いパニック障害】
現在では
芸能人も数多くの方が
パニック障害を告白しています。
芸能人でパニック障害を
公表している方をあげていくと
ジャニーズの若手グループ
「King & Prince」(キンプリ)の
岩橋玄樹さん
さらに同じジャニーズの若手グループ
「Sexy Zone」(セクゾ)の
松島聡さん
KinKi Kidsの堂本剛さん
ミュージシャンの星野源さん
元野球選手でタレントの長嶋一茂さん
シンガーソングライターの円広志さん
、
アナウンサーの丸岡いずみさん
ヘアメイクアーティストのIKKOさん
お笑い芸人の中川家・剛さん
タレントの安西ひろこさん
女優の大場久美子さん
など本当に多くの方が
悩まれている事が見えてきます。
特に
お笑い芸人の中川家・剛
タレントの安西ひろこさん
女優の大場久美子さん
この3名の方は
苦しい病気のことを
少しでもたくさんの人に知ってもらいたいという思いから
NHKのクローズアップ現代に出て
詳しく体験を語られていました。
私が見させていただいた
パニック障害の方の体験と重なる点が多いので
ここで引用させて頂きます。
【パニック障害の体験談 1】
<タレントの安西ひろこさんのケースは>
2000年
当時21歳の時に初めての発作。
「寝不足で食べる時間がなかったりしていた時」
「急に目の前が見えなくなった」
「ふわっと倒れて」
「過呼吸みたいな感じで」
「息が吸えなくなった」
<女優の大場久美子さんのケース>
2001年
当時41歳の時に初めての発作。
「呼吸をしているのに息が吸えない」
「肺に空気が入ってないような息苦しさ」
「心臓発作かなと思えるような動悸が急に来て」
「窒息する3件はこんなに苦しいのかなって」
<お笑い芸人中川家の剛さんのケース>
中川家の剛さんの場合
パニック障害の発作は電車に乗れない形で出ていました。
特に急行や特急など長い間乗っていられないのです。
狭いところにいて
外に出られないという不安感があると
パニック障害の発作が出てしまいます。
閉じは仕事で
仕事で大阪と京都を行ったり来たりしていましたが
「普段であれば30分ほどで行けるところが」
「4時間から5時間かけて」
「電車に乗っては降りて乗っては降りて」
「という形でなんとか仕事に行っていました」
【パニック障害の原因は?】
パニック発作の原因は
詳しくはわかっていませんが
「性格」や「気の持ちよう」ではありません。
脳の誤作動と考えられています。
しかし
ストレス・アルコール・タバコの
量が多い人ほど悪化しやすく
現代病とも言われています。
日本では100人に1人がかかる身近な病気です。
問題なは
その苦しさを周囲に理解してもらえず
病気を告白できない方も多い事です。
それでも
正しく対応することで
症状は改善します。
【パニック障害の全体像】
パニック障害の症状には
大きく分けて3つがあります
1.パニック発作
2.予期不安
3.広場恐怖症
この3つは
1.パニック発作
↓
2.予期不安
↓
3.広場恐怖症
の流れで進みます。
<パニック発作>
理由もなく突然下記の症状が複数出る
呼吸困難
動悸がする
震え
冷や汗などの発汗
吐き気がする
<予期不安>
また発作が起こるのではないかという不安が1ヶ月以上続く
広場恐怖症
交通機関
エレベーターの中
会議室
人混み
などと人によって違いますが
狭いところで
出られない(逃げられない)と感じると
パニック発作が出てしまいます。
病気になる比率を見ると
100人に1人がかかる身近な病気ですが
アメリカではさらに
男性は100人に1.6人
女性が100人に3.8人
とのデータがあります
先進国と発展途上国で比べると
先進国の方が5倍の患者さんが多い
という結果になっています
先進国の現代病と言われるわけです。
【パニック障害の体験談 2】
薬剤師の女性(46歳)の場合
初めて激しい発作に襲われたのは
電車の中でした
「突然冷や汗や呼吸困難が起こり」
「だんだんと震えめまいが起きてきて」
「貧血みたいな感じでもありました」
「どうしようという不安感が高まり」
「何が起きたんだろうと言う焦り」
「まさにパニックって感じでした」
激しい発作を一度経験してからは
また発作が起こるかもしれないという不安が
つきまとうようになって
特に一人でお風呂に入るときなど
スマホが手放せない状況になっていました。
実際に
お風呂で発作が起きたことはないのですが
不安感が消せないわけです。
「逃げられない」
「助けを呼べない」
ような場所では
強い恐怖心が沸き起こると言います。
そのために
以前は好きだった車の運転ができなくなったそうです。
川の堤防沿いにガードがあるような道
そういう風に閉ざされた感じになると
どっちにも逃げられないと感じてしまうのです。
そうすると
「なんか怖い」
「どうしよう」
「でも平気だよね」
と自分に言い聞かせて
深呼吸をしてみたり
こんな状態では車の運転は難しいですよね。
しかし
パニック障害の一番の悩みは
発作の時を除けば
元気に見えてしまう
ことです
パニック障害の方は
周囲の理解が得られにくいというのが現実です。
周囲とトラブルになってしまうこともあります。
例えば
急に具合が悪くなって
仕事を休まなければいけないということが重なる
でも
パニック発作の時を除けば
元気に働いているわけです。
周りの人の理解がないと
「もっと頑張ってください」
「気が弱いのでは?」
といった見方になってしまい
本人にもそれは伝わってしまいます。
この方のケースでも
職場にいづらくなり
何度も職場を変えざるを得なかったそうです。
自分に対する雰囲気が
どんどん悪くなっていくのが
目に見えてわかるのが
やはり耐えきれなかったそうです。
【パニック障害の体験談 3】
全国パニック障害 患者の会
に参加された方の体験談でも
幼稚園の先生に
自分の子供の迎えに来れないことを
責められたことがあるそうです。
「お母さんはなぜ迎えに来れないのですか?」
「何ですかパニック障害って 何なのですか?」
と厳しく問い詰められたそうです。
これも
パニック発作が出ていない時だけを見ていると
パニック障害の知識がない人には
理解できないから起こることです。
このパニック障害の患者さんは
「目の前の人にパニック障害を知られてはいけない」
「知られたら他の人にもれてしまうかもしれない」
「そうすると子供にどんな影響がいくんだろう」
「子供がお友達にどんな風に言われるか分からない」
そういった心配が
頭を離れなかったそうです。
その一方で
周りに病気を理解してもらうことで
症状が改善した人もいます。
【パニック障害の体験談 4】
加藤さん53歳
大手の会社のサラリーマンをしていました。
やはりパニック障害のことを知られると
「これからは仕事を任せられない思われる」とか
「社会から外されるのでは」
といった心配から
上司には話せなかったそうです。
しかし
当時かかっていた心療内科のドクターから
周りにも病気を公表した方が良いと勧められたそうです。
実際に会社や取引先に告白してみると
思っていた以上の協力が得られたそうです。
高い場所での会議が苦手だった加藤さんに
配慮してくれるようになったり
社長をはじめ役員の方達もみんなで
パニック障害の本を買って読んだりとか
何とかしてやろうといった感じで協力してくれたそうです。
そうなると症状も改善したとのことです。
今も親しい人には
パニック障害を積極的に語るようにしていると
言っています。
加藤さんから話を聞いた方の人も
「聞いたからといって」
「こうせなあかんとか」
「あわせなあかんとかいうのは僕にはないですけど」
と率直に話されていました。
しかし加藤さん自身は
話すことで自分が本当に楽になる
のだそうです 。
やはり
周りに知ってる人がいるのといないのとでは
気持ちが全然違うそうです。
それが意外と大きなことなんですね。
学校や職場で
自分のパニック障害を知ってもらう活動も
始まっているそうです。
患者団体の
シルバーリボンジャパン
関茂樹さんの話では
パニック障害の方への接し方として
慌てず焦らず安心感を与える接し方を
お願いしたいとのことです。
ありのままに
受け止める姿勢でいてもらえれば
とおっしゃってます。
気をつけてほしい表現は
「気の持ちようだよ」
とか
「気のせいだよ」
「本当に病気なの」
「なぜそうなるの」
と言った
否定する形は避けて欲しい
との事です。
できれば
「大丈夫大丈夫」
「ありがとう」
「よくできたね」
「何かあったらそばにいるからね」
といった
相手に寄り添う形を
とっていただければ
とのことでした。
【パニック障害になるのは優しい人】
精神科のドクターのコメントでも
パニック障害の人は
自分が迷惑をかけたくない人が多いと言います。
周りの人も
あまり気を使いすぎないことが大切だとのことです。
なぜなら
パニック障害の人は
気を使われることに気を使ってしまうのが
一つの特徴だからです。
本当にやさしいですね。
最後に
パニック障害に悩んだことのある方からのメッセージとして
大場久美子さんは
パニック障害は
とにかくこの世で一番苦しいもの辛いもの
という記憶が私の中であるので
同じ病気で苦しんでいる方のお役に
少しでも立ちたいと話されていました。
安西ひろこさんは
諦めようと思ってる方がいたら絶対に諦めないでほしい。
じゃあどうすればいいのと聞かれたら
120%の力で戦わないで
向き合う事もそんなに真面目にしないで
大丈夫だからのんびりと
付き合っていってほしい。
と話されていました。
【パニック障害になってしまったら】
パニック障害は
脳の誤作動です。
正しく対応すれば
改善していきます。
そのためには
感情をこじらせない事が大切です。
パニック障害でお悩みの方は
今すぐご相談ください。
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