神経障害性疼痛(しんけい しょうがいせい とうつう)って何?
<神経障害性疼痛って何?>
神経障害性疼痛(しんけい しょうがいせい とうつう)
難しくて
舌を噛みそうな名前ですよね。
最近は
テレビののコマーシャルで流れるので、
聞いたことはあるかもしれません。
まず
あなたの痛みはどんな痛みでしょうか?
電気が走るような痛みでしょうか?
それとも
しびれるような痛みでしょうか?
他にも
「ズキズキ痛い」
「チクチク痛い」
「ジンジン痛い」
「ビリビリ痛い」
などのような痛みもありますよね。
痛みの表現は色々ですが、
これらは
神経の痛み、
神経障害性疼痛かもしれません。
<神経障害性疼痛の痛みは2種類>
神経障害性疼痛の原因は色々ですが、
痛みの種類は2つです。
1.神経が異常に興奮して起こる痛み
2.神経の損傷や、それに伴う機能異常で起こる痛み
わかりやすく言うと
1.神経が暴走して出る痛み
2.神経が傷ついて出る痛み
というイメージです。
※2番目について
末しょう神経の炎症による急性痛を
神経障害性疼痛には含めるとする前提となります。
神経障害性疼痛で昔からよく聞くのは
「帯状疱疹の後も長く続く痛み」でした。
「触っただけで痛い」などの
つらい痛みです。
実際には
神経障害性疼痛が出ている症例は数多くあります。
1.坐骨神経痛
2.腰痛
3.神経根圧迫による痛み
4.三叉神経痛
などなど
現在では
広い範囲の痛みが、
神経障害性疼痛に分類されています。
<神経障害性疼痛の解決策>
神経障害性疼痛の解決策は2つです。
1.神経が暴走して出る痛みの解決策は
脳とせき髄神経の興奮を抑えます。
当院で行うオステオパシー医学には、
「脳せき髄液」の流れをよくするという考え方と、
そのための手技があります。
「脳せき髄(のう せきずい えき)」とは
頭の中で「脳を浮かべている水分」です。
脳は頭蓋骨の中で、
「脳せき髄液」に浮かんでいるので
安全に守られています。
ソフトな手技で
「脳せき髄液」の流れを手伝います。
実際に受けている方からは
「これは気功ですか?」とか
「気持ちよくて寝そうでした」
と言われます。
「脳せき髄液」の流れが良くなると
神経はリラックスして
本来の良い状態に戻れます。
神経の暴走はおさまるのです。
2.神経が傷ついて出る痛みに対しては
毛細血管を開き、
血液・リンパ液の流れをよくして、
回復が早くなるように手伝います。
そのためにやることは2つです。
1.筋膜整体でカラダの奥からゆるめる
2.自律神経を整えて毛細血管を開く
筋膜がゆるむ
↓
深い呼吸が出来るようになる
↓
自律神経の乱れが整う
↓
毛細血管が開く
↓
全身の血流が良くなる
その結果
傷ついたカラダの組織が
どんどん回復していくのです。
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