天気痛その4 偏頭痛のケース
<天気痛その4 偏頭痛のケース>
天気痛の影響は
カラダ全体の色々なところに出ます。
具体的には
あなたが慢性的に抱えている症状が
悪い方に強まるという事です。
気圧の影響が
プラスされて
その方の抱えている症状が悪化する
といった流れですね
悪化する症状の中でも多いのが
偏頭痛です
偏頭痛は「急激な血管の拡張」で痛みが出ます。
この急激な血管の拡張を引き起こす原因のひとつが
神経伝達ホルモンのセロトニンです。
セロトニンの働きで
頭の中の血管が急激に縮こまる
その後、
反動で急激に広がる
広がった時に痛みが出る
これが偏頭痛の基本的な流れです。
<天気痛による偏頭痛の根本的な原因とは?>
でもおかしいとは思いませんか?
血管はもともと縮こまったり広がったりを繰り返しているはずです。
「異常に」「急激に」おこるから頭痛になる
というのが教科書的な答えですが・・・
ここがポイントです。
カラダが正常であれば
血管が少しぐらい急激に縮こまったり広がったりしても
それほどの痛みはおきないんです。
血管の動きを管理しているのは自律神経です。
自律神経が乱れているのがここでも根本の原因です。
自律神経を安定した状態に戻してあげる。
その結果
脳や神経の過敏な状態が改善されて痛みがおきなくなる。
という形を目指します。
実はこの形は
偏頭痛の予防薬とも同じ考え方です。
(バルプロ酸ナトリウムなど)
まとめとしては
偏頭痛の根本原因は自律神経の乱れにあるという事です。
1.自律神経が乱れていることが原因で
2.血管の急激な動きに対応できていない
3.その結果として偏頭痛が発生する
ですから
自律神経のバランスが正常
であれば
頭痛に悩むこともなくなります
<天気痛による偏頭痛の解決方策はこれです!>
自律神経のバランスを回復するためには
表面の筋肉だけをゆるめても不十分なんです
身体全体を、奥からゆるめる事が必要であり
これは筋膜整体の得意分野です
筋膜をゆるめて、自律神経のバランスを回復する方法はこうです。
① まず最初に・・・身体の奥から筋膜をゆるめる
② そうすると・・・深い呼吸ができるようになる
③ 結果として・・・自律神経のバランスが回復する
この3つが、この順番で必要です
自律神経のバランスが回復することで
最終的に
脳や神経の過敏な状態が改善されて痛みがおきなくなるのです。
天気痛による偏頭痛にもこれが当てはまります。
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