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天気痛その2 耳抜き(みみぬき)のお話

天気痛その2 耳抜き(みみぬき)のお話

<天気痛その2  耳抜きのはなし>

天気痛は気圧の変化を
1.耳の奥の内耳(ないじ)が感知して
2.自律神経のストレス反応の結果
3.痛み物質が発生して
起こる事を前回お話しました。

今回は
天気痛の話をしていて
よく聞かれるので
耳抜きの話をしていきますね。

山に登った時やダイビングをする時などで
「耳抜き(みみぬき)」の事を聞くことがあると思います。

山や飛行機で、
「耳が詰まったような感じ」
になった事があるでしょう。

これを解消するために
耳抜きをするわけです。

耳抜きとは
つばを飲み込んだり
あごを動かして
耳の通りを戻すようなイメージでしょうか。


そもそも、耳はどんな構造をしているのでしょうか。
耳は鼓膜(こまく)を境にして、
外側を外耳(がいじ)、内側を中耳(ちゅうじ)と言います。
中耳のさらに内側にあるのが内耳(ないじ)です。
内耳は天気痛やめまいの時などに話しましたよね。

外耳は常に外界に触れていますが、
中耳は体内にあります。

中耳は耳管を通してのどの奥のほうとつながっています。
この耳管は、普段閉じています。
中耳の空気はあまり入れ替わらないという事ですね。

ダイビングの時を例にして話します。
潜る前の水上では、
鼓膜の外側の外耳も、
鼓膜の内側の中耳も、
空気の圧力は同じです。
普段の私たちもこの状態ですよね。

ダイビングで水中に潜ると
1.水圧に押される
2.鼓膜の外側の外耳で、圧力が高まる
3.鼓膜の内側の中耳は、潜る前の圧力のままです
4.鼓膜が外側から内側におされる状態になる
これが耳の違和感になるわけです。
「耳が詰まったような感じ」
最初にお話したアレです。

ダイビングでは
これを解消するために
耳抜きをするわけです。

つばを飲み込んだり
あごを動かして
中耳側に空気を送り込んで
外側と内側の空気の圧力を同じにします。

ダイビングの場合は
違和感があるままさらに深く潜ると
圧力の差は大きくなっていきます。
そうすると
中耳炎につながることもあるので
耳抜きが必要です。

人間のカラダは
知らず知らずのうちに
気圧の影響も受けているんですね。

 

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