閃輝暗点と偏頭痛の解決策
閃輝暗点と偏頭痛の解決策
<閃輝暗点(せんきあんてん)とは何?>
閃輝暗点(せんきあんてん)という偏頭痛の前兆現象を聞いたことあるという方は
偏頭痛でお悩みなのかもしれません。
閃輝暗点は偏頭痛患者の20%~30%に起こると言われています。
仕事などの緊張が一段落すると
目が見えにくくなり
ギラギラした光などが視界に広がってくる
これは
目を閉じても消えません
5分から40分ぐらいで収まりますが
その後
激しい頭痛が出る
といった流れになります
<閃輝暗点で注意する事>
閃輝暗点の後に頭痛が出ない方もおられます。
中高年の場合は、
まれですが中性脂肪が非常に多い方に起こることもあります。
チョコレートやワインで起きるケースなどもあります。
閃輝暗点の後に頭痛が出ない方は
脳循環障害の可能性もあるため
一度医療機関を受診してください。
<閃輝暗点が起こる原因とは>
1.ストレスがかかる
↓
2.安定させるためにセロトニンが出て血管を収縮させる
↓
3.セロトニンが消えて血管が急激に拡張する
この2と3が起こることで
脳の視覚を担当する場所など、一部の血流が低下します。
視覚野の血流の低下が、
一時的に視野の一部が見えなくなる状態を引き起こします。
さらに
視神経の血管がけいれんを起こすと
キラキラ光る閃輝(せんき)があらわれると考えられています。
<閃輝暗点の後に起こる偏頭痛>
先ほどお話した
1.ストレスがかかる
↓
2.安定させるためにセロトニンが出て血管を収縮させる
↓
3.セロトニンが消えて血管が急激に拡張する
という流れが
偏頭痛を引き起こします。
1.2.3.に続いて
3.セロトニンが消えて血管が急激に拡張する
↓
4.血管の急激な拡張が周りの三叉神経を刺激する
↓
5.さらに血管の壁に炎症や浮腫が発生して
↓
6.ズキンズキンと脈打つような拍動性の頭痛になる
と考えられています。
三叉神経性の頭痛と呼ばれることもあるのは
この部分から来ています。
<閃輝暗点が出やすいタイプとは?>
まじめで責任感の強いタイプの方が
症状が出やすく重くなりやすいと言われています。
仕事で責任が増えた
子供が受験をする
家族の介護をすることになった
人間関係の悩み
などが症状の重さに関わってきます。
<閃輝暗点の解決策>
閃輝暗点は眼球の異常ではありません。
脳内の血管が
収縮したり拡張したりすることから起こります。
しかし根本的な事を考えると
脳内の血管が収縮したり拡張したりするのは
日常的な事です。
それにカラダが
きちんと対応できていないことが問題の原因と言えます。
私の経験では
閃輝暗点が出る方はみなさん
呼吸が浅く
自律神経の乱れがあります。
呼吸を深く
自律神経のバランスを良く
血液の循環を良く
していけば
最終的には解決するのです。
自律神経の問題は
筋膜整体の得意とする分野です。
ぜひ一度ご相談ください。
<こちらの記事もおすすめです>
コメント