筋膜とは?第8回 内臓の健康と筋膜
<筋膜とは何ですか?第8回 内臓のメンテナンスと筋膜>
これまで筋膜が関わる色々な話をしてきました
内臓と筋膜
自律神経と筋膜
毛細血管と筋膜
呼吸と筋膜
などなど
今回は
当院の患者様の実例をもとに
「筋膜をゆるめると病院の検査数値に変化が?」
というお話です。
「血液が汚れた状態で、健康になれるでしょうか?」
これは、100年以上前のアメリカ人医師の言葉です。
A・T・スティル医師
彼は当時から筋膜の重要性を提案し、自分の治療に生かしていました。
オステオパシー医学の創設者です。
健康な体は内臓が元気に働いています。
その時に体内では、きれいな水分がしっかりと循環している。
第1回でお伝えしました。
オステオパシー医学では
筋膜をゆるめる目的は
身体全体を正常で健康なところに戻すことです。
筋膜を奥までゆるめると
1.深い呼吸ができるようになり
2.自律神経のバランスが整い
3.毛細血管が十分に開き
4.血液やリンパ液の流れがよくなり
5.代謝が良くなります
6.内臓が元気に働けて
7.健康にもお肌の美容にも良い
といった
総合的な健康状態を得られるのです
私は、健康とお肌の状態は裏表の状態だと考えています。
お肌=皮ふ
皮ふを内臓と対応させて外臓(がいぞう)と呼ぶ研究者もいます。
内臓の状態は皮ふにはっきりとでます。
「内臓はボロボロだけどお肌がつるつる」といった方は皆さんの周りにもいませんよね。
お肌(皮ふ)の状態には今まで話した事が全て関わってきます。
筋膜から始まり、呼吸、自律神経、毛細血管、リンパ、代謝、内臓の元気さなど全てです。
筋膜をゆるめるメリットは
本当にたくさんありますよね。
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