筋膜とは?第7回 リンパと筋膜
<筋膜とは何ですか?第7回 リンパの流れと筋膜>
リンパは、美容の話でも健康の話でもよく聞く言葉ですよね。
今回は、リンパやセルライトの話をしていきますね。
まずは
血液とリンパ液で考えましょう。
それぞれ血管とリンパ管というパイプを通って流れています。
さらに血管には動脈の流れ(心臓から出ていく流れ)と静脈の流れ(心臓に戻る流れ)がありますよね。
動脈の流れを水道の上水道。静脈とリンパの流れを下水道と考えると一番シンプルだと思います。
リンパ管
これは下水道につながる排水路だとイメージしてください
汚れた水分を回収します
リンパ節でろ過します
最終的には静脈(これも下水道の排水路)に入ります
ところで
体の排水路ということは、むくみと直接関わってきますよね。
むくみといえば、女性はセルライトの事も思い出すかもしれません。
セルライトは、太って脂肪が多いからできると思われている方が多いのですが。
お相撲さんにセルライトはありません。彼らは脂肪もついているのですが、その下には分厚い筋肉があります。何よりも激しい運動を毎日行います。筋肉のポンプ作用が全開で働いています。お相撲さんは、長く続いた水分の「よどみ」や「むくみ」とは無縁なのです。
セルライトができるのは
- むくんだ状態や代謝が悪い状態が続く。
- 皮膚の下に老廃物やたんぱく質成分がたまる。
- それらが脂肪細胞や皮膚を構成する線維などとからまり塊を作る
この塊がセルライトなんです。
予防のためには、むくませない事です。
「よどんだ水分」や「むくんだ状態」が大敵です。
そのためには、筋膜をゆるめて排水路を詰まらせないようにしておくことがお勧めです。
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