筋膜とは?第4回 呼吸と筋膜
<筋膜とは何ですか?第4回 呼吸と筋膜>
前回は
体の水分を循環させている原動力。
心臓のポンプ・筋肉のポンプ・深い呼吸によるポンプの3つをお話ししました。
今回は、深い呼吸によって作られる水の流れの説明です。
深い呼吸を行うためには
横隔膜が大きく動く必要があります。
「横に広がった」「隔膜」と言う事です。
初回にも出てきましたよね。
横隔膜は肺の下にあります
横隔膜が上がると肺の空気は吐き出され
横隔膜が下がると肺に空気が吸い込まれます
水鉄砲のイメージですよね
この横隔膜とその周りの筋膜が硬くなってしまうと、
浅い呼吸しかできなくなります。
現代社会では、呼吸が浅い方が本当に多いんです
呼吸が浅いと疲れも取れにくくなります。
慢性的な疲労が続いている状態ですね。
この横隔膜を動きやすくするために
体を広い範囲で、そして奥までゆるめなければいけません
そのために筋膜をゆるめるのです
なぜならば
体の色々な部分を「包み込み」「繋ぎ合わせている」のが筋膜だからです。
体の奥は、マッサージや指圧、骨の矯正ではなかなかゆるみません。
ですから、浅い呼吸が慢性化している人が減らないんです。
話を戻すと
呼吸が深くなり、安定してくると
自律神経のバランスが整います
それでは次回は
自律神経のお話です
コメント