坐骨神経痛が改善しました!
症例ページ 坐骨神経痛でブロック注射もきかなかった方の例
赤磐さん 男性 54歳 会社員
来院時の症状
腰痛・坐骨神経痛・ひどい肩こり
今までの病歴
20代の時、腰部ヘルニアの痛みで1か月入院。その時手術はせず。
<当院に来院されて>
来院時に
右側の腰~お尻~脚の痛みと
ひどい肩こりを訴えていました
<症状の履歴をたどると>
右腰は
2か月前の作業中に痛める
病院でレントゲン検査
「骨には異状なし」と言われ
ブロック注射をしてもらい2日間は痛みもましだった
しかし痛みがぶり返して
2か月間を過ごしていた
ご友人の話から当院に来院
<私の見解は>
お話をしっかりとうかがった結果
自律神経の緊張が強すぎる状態
↓
筋膜の緊張
↓
血液の循環が悪くなり
↓
痛みが強まり長引いている
と結論を出しました。
腰痛や坐骨神経痛なのに
どうして自律神経が関係あるの?
とよく言われます
この方のケースで説明すると
客観的に見ると
一番は腰痛と坐骨神経痛のはずです。
病院でブロック注射をしてもらっているぐらいですし。
しかし
肩こりもひどいらしく、
「腰痛や坐骨神経痛と同じくらい肩こりがつらい」と表現されていました。
このように
体のあちこちで複数、強い痛みが同時に出る場合は、
自律神経の緊張が強すぎる結果起きていることが多いのです。
もちろん
交通事故や激しいスポーツの接触で起きる外傷などは別です。
この方にも自律神経の話をして
肩こりの施術は次回にすると伝えました。
<坐骨神経痛について①>
その前にまずこの方の腰痛についてお話します。
みなさんのお話を聞く上で私が時に注意するには
「腰が痛い!」と話された場合
その痛い場所を、きちんと確認します。
そうしないと
人によって、腰の範囲が
背中の下からお尻までと幅広いからです。
場所によって当然原因も施術も違います。
この方の場合も
以前から坐骨神経痛があるとの事で
今回一番痛い場所もお尻であることがわかりました。
<坐骨神経痛について②>
坐骨神経痛の原因は色々あります。
腰部椎間板ヘルニアが原因の場合もありますし、
脊柱管狭窄症が原因の場合もあります。
色々な病院などを回った方であれば、
梨状筋症候群の名前も聞いたかもしれません。
この方の場合は、
30年前に腰部椎間板ヘルニアで入院されていますが、
2か月前の病院でもその話は出なかったそうです。
坐骨神経痛の中で最も多い、原因が特定しにくいタイプという事です。
坐骨神経痛の場合
梨状筋などのお尻の筋肉群、ハムストリングスなどの脚の筋肉群、腰方形筋などの腰の筋肉群だけの施術では不十分です。
当院の施術では、お腹の奥のインナーマッスルも重視しています。
この方の場合も
全身を施術しました。
最初に掲載した感想文は、2回目に来院された時にお願いしました。
1回目の施術で痛みがかなり減ったとの事でした。
この方はもともと、筋肉のトレーニングを普段からしていたとの事でした。
体を支える筋肉や筋膜がしっかりしていたので、
施術の反応が早く出たのでしょう。
やっぱり普段の運動は大切ですね。
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